西ドイツ連邦国境警備隊(BGS)が採用したタン&ウォーターパターン(俗称:サバンナ迷彩)のフィールドパーカーです。東西ドイツにおいて、お互いの国境の警備は非常に重要なことでありベルリンの壁に代表されるように陸軍だけでなく非常に活躍したのがこの国境警備隊(BGS)です。1950年代から1960年代にかけて導入されたこの迷彩は、バラ線や森、湿地帯など複雑な地形での国境警備任務に最適化されており、独特の縦線が入ったパターンが特徴。後のドイツ連邦軍迷彩の発展にも影響を与えたことで知られています。
本品はフード一体型のフィールドパーカーで、寒冷地任務に対応するための着脱式ライナー付き。背面のDリングや各部のスナップボタン、フロントの大ぶりなポケットなど、BGS装備ならではの無骨で実用的なディテールが光ります。袖には西ドイツの国家章(Bundesadler)パッチが縫い付けられ、当時の雰囲気を色濃く残しています。
状態は全体的に使用感があり、汚れや補修跡、摩耗が見られますが、まだ十分に着用可能なコンディション。迷彩パターンも色調をしっかりと残しており、リアルな“使用されたヴィンテージ”ならではの迫力が感じられます。ライナーが付属しているため、防寒着としても十分な機能を発揮します。
冷戦期ヨーロッパの緊張感を象徴する一着であり、ミリタリーコレクションの中でも特に人気の高いモデル。実用と資料的価値を兼ね備えたパーカーをお探しの方に強くおすすめいたします。中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
製造国:西ドイツ
所属:連邦国境警備隊(Bundesgrenzschutz / BGS)
年代:1950〜60年代
迷彩:タン&ウォーターパターン(サバンナカモ)
仕様:フード一体型・背面Dリング・国家章パッチ・着脱式ライナー付き
状態:使用感あり(汚れ・補修・摩耗)、着用可能
サイズ(平置き):
肩幅:51cm
身幅:65cm
着丈:100cm
袖丈:63cm