冷戦時代、東ドイツが誇るエリート兵科――空挺部隊(Fallschirmjäger)専用のフィールドジャケットが登場!現存数が非常に少ない初期型レインドロップカモ(Strichtarn)を採用した、まさにコレクター垂涎の逸品です。1980年代のロットと推測されます。
本品の最大の特徴は、東ドイツ独自の縦縞迷彩「レインドロップカモフラージュ」。その名の通り、雨粒のような直線模様がボディ全体に施され、森や都市環境での視覚的な分断効果を狙った独特の意匠です。そしてこの迷彩に、リブ付きの裾・袖口・襟が組み合わさることで、機動力と快適性を最大限に追求した空挺用設計となっています。
フロントは比翼ボタンでスマートに仕上げられ、肩・袖・腰回りには複数のポケットと補強が施されており、まさに「実戦仕様」。そして内側にはしっかりと「NVA 1958」のステンシルが刻印されており、初期生産の貴重なオリジナルであることを裏付けています。
■ 状態
・ほぼ未使用の極美品(保管時のわずかなシワ程度)
・迷彩色、プリント共にくっきりと発色
・ステンシル鮮明、各パーツの欠損なし
・生地の張りも良好で、実用にもコレクションにも最適
ミリタリー史においても重要なポジションを占める東ドイツ空挺部隊。彼らの勇敢な活動を支えたこのジャケットは、単なる衣類にとどまらず、冷戦期のドイツ分断の象徴とも言える存在です。
このレベルの状態・年代のNVA空挺ジャケットが市場に出ることは、非常に稀です。ミリタリーファン、東側装備コレクター、そしてヴィンテージウェア愛好家の皆様に、ぜひ手に取っていただきたい一着です。中古品ですので返品はできません。ご了承ください。
サイズ(平置き)
肩幅:47cm
身幅:54cm
袖丈:61cm
着丈:68cm